天狗党百色山戦場供養碑(茨城県ひたちなか市)


建立年:昭和41(1966)年4月15日

建立者:江田日道氏、宮内智光氏

建立地:ひたちなか市三反田(百色山見本林から500m南東の那珂川土手)


 碑裏面より

 元治元年甲子十月
 妙法天狗党忠勇戦死横死殉難各精霊▢▢
 忠顕院日重信士
 忠精院日国信士
 妙道院日證信女
 宮内家有縁無縁戦死者外七     之霊
           辰ノ口中野死者之霊
                発起建立者
  昭和四十一年四月十五日 勝田市三反田日蓮宗佐七山 江田日道
                    福道寺住職
   百年祭記念建立    湊市七丁目    宮内智光(えい)




弔百色山忠魂
  作詩宮内智光

元治元年天狗戦
幾多遺霊此處眠
身はたとへ那珂川の
 瀬戸に沈むとも
清き心は月ぞ照らさん
回顧百有余年要
風雲長爲弔忠魂





▼「百色山」とは

 寛文年間(1660年代)に水戸藩2代藩主德川光圀公によって100種類の樹木が植樹され、百色山と称された場所。現在の緑地休養広場には、推定樹齢300年前後のエノキ、モチノキ等がある(百色山見本林の案内板より)。これを再現したものとして、水戸市に百樹園がある。


撮影日:平成28年8月16日

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