霊魂碑(赤沼獄舎跡)


建 立:昭和13(1938)年8月

建立者:根本 常次郎

建立地:水戸市東台2-8


上町と下町に分かれた水戸城下、下町(下市)に位置する赤沼獄舎の跡地付近の一角に建つ。

赤沼獄舎は、特に幕末から明治初年にかけて、天狗派の者やその家族のみならず諸生派も多くの人々が処刑された地で、3,300㎡の敷地があったという。


建立者の根本 常次郎氏は、米穀商を営んでいた人物で、このあたりの土地が競売にかけられていた際に跡地の一部を購入し、碑の建立に至った。


霊魂碑の隣には、昭和26(1951)年建立の供養塚がある。


撮影日:平成22年12月29日

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